no.7 未来への恐怖

僕が学生時代「こうなったら嫌だ」と感じていた未来がある。
不幸にも実現してしまったものはいくつかあるが、それを
書いてみたいと思う。
大きく分けて3つある。

一つ目は、恋愛。
僕は高校卒業後一人になった。
誰にも会うことのない一人暮らしが4年続いた。
親やお店の店員としか会話することのない世界が目の前に
現れた。

二つ目は、仕事。
僕は高校を出るとき「アルバイトも、就職もできない」
ほどまで弱っていた。
スーツを着てネクタイを着用しながらの就職活動など、とても
こなせるような状態ではなかった。

三つ目はプライベートの生活。
キレイなパン屋さん。レストランや美術館。
僕はそういった「人と関わる世界」に飛び込むことに
抵抗感を覚えた。そのためそれらを「楽しむ」とは
ほど遠い現状だった。

現在は周囲の助けもあり抜け出すことができたが
「人と話をするのが怖い」という僕の思いは
長く理解されることはなかった。

あなたも「何もしなければ」この未来に飛び込むことになります。
「宝くじに当たる」クラスの大きな幸運でもない限り
「もしも、上記のようになってしまったらどうしよう」
の思いはそのままです。
変えるために必要なのは、
具体的な努力です。

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